※修理の道具は、ご要望があれば貸出しも行なっています
「空気膜エア遊具フアフア」はどのくらいの期間使えるものなのか、という質問にお答えするのは簡単ではありません。
製造メーカーとしては、生地（塩ビシート）を厳選し縫製を工夫してできるだけ耐久性のある製品をつくるため努力していますが、使用耐用期間に関しては、造形の複雑さや現場の使用状況などにより大きく変わります。たとえば、イベント用として月毎に2〜5日程度しか使わないケースと、常設遊具として1年365日使う場合とではおのずと遊具の傷み具合に差が出ます。屋内と屋外とでも異なります。
とはいえ耐用期間は、基本的には使用年数ではなく、利用人数に比例するようです。たとえば1ヶ月に5000〜10000人が利用するような場合、2〜3ヶ月の営業でもところどころに小さなほつれや破れが生じることがありますし、1ヶ月に500〜1000人程度の利用なら半年から1年程度は営業にかかわる問題は生じないようです。
もちろんこれらは確かな数字ではなく、ケースバイケースで違いが生じるため、目安にすることはできません。確かなことは「空気膜エア遊具フアフア」は使っていく内にほつれたり破れたりするため「小まめな補修が欠かせない」ということです。またイベント使用の場合などは、雨後の乾燥など、使用後の手入れも大切なポイントになります。
「空気膜エア遊具フアフア」の補修はそれほど難しいことではありません。が、多少の慣れやコツの習得は必要です。
弊社では、弊社販売の商品に関しては出張修理も承っておりますが、独自の方法を習得していただければ、縫い糸がほつれて穴があいても、ネットを新しく取り付けたいケースでも、担当の方が現場で作業することで、ほぼ90％は補修することが可能です。そのノウハウ自体、知っていれば営業後5分間の施設チェックや簡易補修も苦にならず、その積重ねにより長期にわたって使用いただけるようになります。ひいては、より多くの子供たちに安全に楽しく遊んでいただくことができるようになるといえます。
弊社では、ご希望がある場合、現場管理の方々に弊社独自の「エア遊具メンテナンスプログラム」を習得していただくよう実習を含めたレクチャーを実施するようにしております。電話やメールでのご案内も可能です。また修理用品、消耗品の販売、補修道具の貸与、購入先のご紹介などの対応も常時行っておりますので、お気軽にご相談いただくことができます。 |
