「空気膜エアー遊具フアフア」は、塩ビ製シートによる造形を空気で膨らませ、その上で子供たちに跳んだり滑ったりの非日常的な体験をしてもらう遊具です。この塩ビ製シートは柔軟で耐久性があるため、ぬいぐるみがつくれるような造形であればどんな大きなものでも製作可能です(逆に小さくつくろうとすると難しくなります)。しかしとても楽しげな造形でも「遊び」として面白いかどうかは別の問題です。すなわち遊びと造形、そのマッチングの良し悪しが、子供たちに喜ばれる「空気膜エアー遊具フアフア」かどうかを決めるポイントであるといって過言ではありません。
弊社が「空気膜エアー遊具フアフア」を企画するときはコンピュータの3DCADを使ってデザインします。これは造形をあらゆる方向から検討できるということ以外に、遊具としての面白さや安全性のチェックが具体的にできるといった大きなメリットがあるからです。依頼者の要望にマッチしたものであるかどうかを検証するのも容易です。また動物や人物など3次元曲面で形作られるキャラクターものの製作ケースでは、3次元の3DCADデータを2次元の平展開図に変換しそれに基づいてイラストをプリントアウトしたり裁断・縫製して立体の「空気膜エアー遊具フアフア」を製作するといった方法を採用することもあります。
しかし3DCADの「空気膜エアー遊具フアフア」完成予想図は、時にきれいでありすぎ、実際につくられるものとのギャップを危惧されるケースはままあります。もちろん素材やカラーの違い、縫製による皺の出方など、完成予想図通りに製品化できるということは決してないわけで、その点は予めご了承いただけるようお願いしております。弊社では完成予想図にかなり近い状態で製作するよう心掛けておりますが、以下に企画段階の3D完成予想図と実際に製作した完成品の写真を掲載いたしました。両者の差異の程度を参考にしていただければと思います。
「空気膜エアー遊具フアフア」の完成品画像をクリックして拡大表示 55555555
▼企画段階の完成予想図
▼実際に製作した完成品
「わんぱくキャッスル」の完成品画像をクリックして拡大表示
▼企画段階の完成予想図
▼実際に製作した完成品
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